1.) |
問診

事前に記入していただいた「生活調査票」及び「口臭についての質問票」を参考にして、 口臭についての悩みを詳細にうかがいます。
|
↓ |
2.) |
口腔内湿潤度(水分量)の測定

モイスチャーチェッカーという測定器を口の中に入れて、その湿潤度(水分量)を測ります。
|
↓ |
3.) |
唾液分泌量及び性状検査

 |
唾液分泌量テスト
唾液の分泌量の測定を安静時とガムをかんでいるときの2回にわたって3分間ずつ行います。
|

 |
唾液リスクテスト(唾液緩衝能テスト)
食事をすると口の中の酸が急激に増加します。このテストは口の中が元の状態に戻る早さ(唾液緩衝能)を調べます。
|

 |
唾液生理機能テスト
口の中から採取した唾液の分泌量、pH、濁度、色調及び沈査を調べます。
|
|
↓ |
4.) |
口臭測定器での精密測定 (6種)

◆ハイドライザー 『NEW』
呼気・口腔などの生体ガス中の水素を非浸襲で測定します。腸内のコンディションをモニターする測定器です。
|

◆ハリメーター
揮発性硫黄化合物のガス濃度をリアルタイムで測定します。鼻臭の測定も可能です。世界で最もよく使用されている口臭測定器(ハリメーター)です。
|

◆アテイン
口腔内ウレアーゼ活性測定器。口腔内の嫌気性細菌の増殖状況により、間接的に口腔内ガス発生の可能性を測定します。
|

◆BBチェッカー
口腔内ガスと呼気ガスによる口臭有無の判定と、その主要な口臭成分とされる揮発性イオウ化合物をはじめとして他の生体ガス成分の総量を科学的に分析、測定いたします。小型でありながら大学病院等にしか設置されない大型のガスクロマトグラフィーと同等の性能を有しており半導体ガスセンサーにより、より高い測定精度を確保します。
|

◆アティン イン キュベーター
自分の口臭を自分自身で感知できる機器です。具体的にどんな臭いをしているのか、どの位の距離で臭いが分かるのかを体感できます。
|

◆オーラルクロマ
口腔ガス中の口臭の有無の判定と、口臭の3大要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド)がどのくらいのガス濃度があるのか分析し、口臭原因をより明確に致します。
|
|
↓ |
5.) |
後鼻腔検査

鼻腔・口腔カテーテル(ディスポーザブル テルモ製)を使用して通常では採取できない後鼻腔内ガスをオーラルクロマで測定することにより、後鼻漏、膿栓、後鼻腔からの臭気の確認をするとともに、耳鼻咽喉科的な病的問題の早期発見を行います。
|
↓ |
6.) |
ボディーチェッカー 【NEW】

心拍間の微細変異を利用して、自律神経の活性度および交感神経・副交感神経の均衡状態を分析します。血管年齢、ストレス抵抗度、疲労度など全般的な健康状態が確認できます。自律神経のバランスが口臭にどのように影響しているか調べるのに使用します。
|
↓ |
7.) |
尿検査

口臭外来における、患者様の全身状況を把握するための検査の一つとして利用しております。
|
↓ |
8.) |
舌診

舌の色、形、大きさ、渇きぐあい、または舌苔の色と厚さをみることで診断します。
|
↓ |
9.) |
官能検査

先生が直接患者様の口腔内臭気(こもった臭い)や呼気臭気(吐いた息の臭い)の臭いを鼻で直接かぎ、臭気の種類や強さを測定します。
|
↓ |
10.) |
診断

多数の検査結果に基づき口臭の原因をつきとめます。
|
↓ |
11.) |
治療

症状に応じ、口腔内環境の改善またカウンセリングを主体とした口臭への対応を行います。適切な消臭剤、生活習慣の指導も行います。
但し、内科的、耳鼻咽喉科的な病的原因の場合は、各科への紹介となる場合もあります。
|