アメリカでは日本人の口臭が最もキョーレツだと思われている・・そんな噂を知っていますか?確かにブレスケアの先進国、アメリカよりも日本は口臭に対する意識は低いことは事実。でもなぜ日本人が諸外国の人よりも臭いと思われるのでしょうか?今回は口臭について文化・民族の切り口から探っていくことにしましょう。




朝起きたらキス、寝る前にもキス、というように、一日はキスで始まりキスで終わる。原始的に言えば、キス=唾液の交換をコミュニケーションのベースとしているのです。
ブッダが「口臭は心と体が汚れている証拠」と言ったと言われているように、日本では口臭・息は汚れたものという意識があります。また、必要以上に人に近づくと失礼にあたるとされているため、口臭は一般に「あまり触れてはいけないもの」と思われがちです。
このように、欧米と東洋では正反対の文化が根付いていることが分かります。しかし!現代の国際社会では文化を超えた交流が必要不可欠なのはまぎれもない事実。たとえ日本人同士ではOKとされていても、国際社会では生き残ることはできません。

 


さらに、冒頭でお話したように、東洋の中でも日本人が最も口臭が強いと言われています。それはどうしてでしょうか?また、民族によって口臭は違うのでしょうか?カギは食文化の違いにあるようです。韓国と日本で比べてみましょう。


韓国だけでなく、その他東南アジアの人も香辛料を料理に多く使うため、欧米の人からすれば、香辛料の口臭を感じるそうです。一方、日本人は豆を主とする発酵食品を多く食べるため、他のアジア圏の人とは違う口臭があるようです。あるアメリカ人曰く、「ツンとする、刺すような臭い」だとか。ただし、これらは国民臭であるため、同じ国民(民族)同士ではわからないものです。日本人が韓国人を「キムチ臭い」と感じることがあるように、逆に日本人も知らないうちに「味噌くさい」と思われているかもしれないのです。
このように口臭は文化によって大きく異なることが分かりましたが、この口臭で悩んだとき、日本人はどうすればよいのでしょう?日本での昔からの風習が影響し口臭に対する意識が低いため、国内で充分な対処ができる医療機関を探すのは本当に難しいことでした。このような状況の中で口臭研究を革新的に進め、口臭治療を一つの治療として確立したのがほんだ歯科です。ほんだ歯科をはじめ、日本全国・海外の提携クリニックは日本人を国際社会で生き残らせるための救世主と言えるかも?

 

 

口臭と同じく体から発する臭い、体臭。体臭は東洋人よりも欧米の人のほうが一般的に強いと言われますが、欧米では体臭が強くても口臭ほど気にする必要がありません。同じ体からの臭いですが、どうして体臭は受け入れられるのでしょうか?

 



男性の体臭には臭いが強くてもフェロモンの効用があると言われています。例えば、体臭が強い・・と思っても、好きな男性であれば女性はその臭いが「いい香り」と思えてくるのです。また、母親が赤ちゃんの臭いを愛しいと思うように、体臭はもともと人間に備わっているものであり、安心や愛情の信号でもあります。このように、体臭は臭いを感じる人の感情によって好きな臭いに変わることがあるのです。(口臭は好きな臭いに変わることがないのが残念ですね・・)